中２階（ロフト）に上がるはしごが移動式の場合の床面積の算出
中２階（ロフト）に上がるはしごが移動式の場合の床面積の算出
「中２階（ロフト）に上がるはしごが移動式の場合の床面積の算出」
中２階（ロフト）に上がるはしごが移動式か固定式かで床面積算入が異なるのか？
という問題について、書かせていただきます。
建物の認定基準の一つとして、生活空間としての人貨滞留性のあることが求められています、
これは、建物とは単に外気を遮断するほかに、その用途に見合った生活空間が確保され、
かつ、用途に従った人貨滞留性があること必要であるとの考えによるものであると思われます。
中２階（ロフト）の天井高が1.5m以上あり、周囲が壁などで区画され、１階部分とは独立して
その効用を果たしている場合。
中２階（ロフト）に上がるための手段がはしごであっても、
これが固定式のものであれば
当該、中２階（ロフト）の部分は
階数及び床面積に算入することになります。
中２階（ロフト）に上がるはしごが、移動式・折り畳み式の場合は
中２階（ロフト）が恒常的に利用されている状態にあるとはいえず、建物の要件の
一つである人貨滞留性が常時存在しているとは認められず、
当該、中２階（ロフト）の部分は
階数及び床面積に算入しないことになります。
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。
